VOGUE ITALIA N.848
2021.05.23.
Posted on 05.23.21
イタリアンヴォーグの最新号が届きました!
天地あべこべの表紙です。
表紙は、ジェンダーレスな雰囲気漂うスペイン出身のモデル, Miriam Sanchezです。
彼女は、DSD(Disorders of Sex Development/性分化疾患。体の性に関するさまざまな機能・形・発達が、男性・女性の枠に完全には当てはまらない)を持ったモデルです。
近年、彼女のような、かつての“LGBT”の枠からも外れてしまう性的マイノリティのモデルを雑誌の表紙やショーのファーストルック等、注目が集まるところで起用する企業や媒体が増えていると思います。
世界基準の性的少数者の概念も“LGBT”から“LGBTQIA+”や“LGBTs”などとより多様性のある表記に変わってきています。
「QIA+」とは、
・Q(クエスチョニング)- 自身の性自認や性的指向が定まっていない、または敢えて定めていない人たち
・I(インターセックス)- 医学用語では、性分化疾患(DSDs)
・A(エイセクシュアル)- 無性愛者。性的指向がなく、他者へ恒常的に恋愛感情などをもたない人たち
を意味します。
これからの時代の子供達は、こういうことも道徳とかの授業で習うのでしょうか。
世界史ばりに深い理解力と暗記力が必要となってきそうです。
頑張れ子供達。
そして、自分たち大人も今の社会の変化を勉強してしっかりと対応していかないと、若手の教養人などから、どこかの政治家のように「時代遅れの旧式」と見られてしまうことになります。
それは全身ロゴだらけ+ハイカットスニーカー+サングラスの組み合わせよりもダサいことなので、絶対に避けなければいけません。
頑張ろう、大人達。
疲れた頭に、癒しのポートフォリオ群を少しご紹介いたします。
本誌はお店に置いてますので、ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!