†Shine A Light†
2009.09.10.
Posted on 09.10.09
†Shine A Light†
2008年 アメリカ
監督=マーティン・スコセッシ
製作総指揮=ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ/ロニー・ウッド
出演=ザ・ローリング・ストーンズ、クリスティーナ・アギレラ、バディ・ガイ、ジャック・ホワイト
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「ライブを映画にしたい」── すべては、ミック・ジャガーの一言から始まった。
2006年秋、二ューヨークのビーコン・シアターで開催されたザ・ローリング・ストーンズの2回のライブをとらえたのが『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』であり、キャスト、スタッフともに一流のアーティスト同士ならではの、会場設定、撮影方法、曲目の決定に至るまで“本気のせめぎ合い”を続けた。
本作は、第58回ベルリン国際映画祭のオープニングを飾り、世界中で話題になった。
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齢60歳を超え、黄昏時により一層、煌々と輝くストーンズ。
TVに映し出される映像から、こっちに飛び出してきそうでもあり、かと思えば映像の中のビーコン・シアターに吸い込まれそうなエネルギーに満ち溢れています。
映画の中でキース・リチャーズ(ストーンズ・ギタリスト、パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウのモデルとなった人物)がインタビュアーに「ロニー・ウッド(同じくストーンズのギタリスト)とどちらがギターが上手い?」という質問をされ、その答えがいかにもキースらしい。
「真実は…2人とも下手くそだが、2人揃えば最強だ。」
その言葉に、キースの過去の言葉を思い出す。
「この世の中の音楽は2つのジャンルしか存在しない。
最高な音楽と、最低な音楽。
人種、国境、年齢、性別は音楽には関係ない。
良い音楽にはそんなモノは必要ない。」
だから、ストーンズは最強なんですね!