夏休みいただき、ありがとうございました!


お盆が過ぎ、早いもので今年の夏も終りが近づいてきています。


夏が過ぎていく季節の夕暮れ時のどことなく寂しいような時間に聴くとジーンとくる曲、みなさまそれぞれにあるのではないでしょうか?

僕にもいくつかあります。


そんな時にオススメの曲は?という質問形式なら「The Kinksの“Waterloo Sunset”なんかいかがですか?」と紳士的に振る舞うのですが、今回はタイムリー?な曲の方を紹介します。


そんな時に意図的に聴いてる曲のひとつがGreen Dayの“Macy’s Day Parade”であります!

はい、恥ずかしい!


ipodに「アーティスト都合よく隠し機能」がついてれば、文句なしに隠します。

でも、なんだかんだ言って、いいバンドには違いない。


Green Dayは普段あまり聴かないのですが、マクドナルドのバリューセットのように、「マックとかはあんまし食べないですよ」とか嘯いてる割に、たまに無性に食べたくなる時があって、そういう時はヘッドホンを音漏れしないようにキチキチサイズに設定してコッソリと聴くのだけれども、聴きたくなる曲は“バスケット・ケース”でも“マイノリティ”でもなく“メイシーズ・デイ・パレード”なのです。


この曲のタイトルは、アメリカの大手百貨店の『メイシーズ』が、毎年Thanks Giving Dayにニューヨークで行う大規模なパレードからとられているのですが、要するに、派手な演出で消費者の購買意欲を掻き立てるコマーシャリズムを皮肉ったもので、物質主義へのアンチテーゼを歌っているのです。


ここまで読んで「夏の終りとは余程無縁ではないか?」と思われた方、お見事です。


歌詞は後で知った訳で、この曲のメロディと歌い方の雰囲気だけで“夏の終りっぽい感じ”な歌で解釈していたのです。


この曲のマクドナルドな部分は、何と言っても曲終盤のサビの繰り返し!


サビ3回目突入部ぐらいで、目に涙を浮かべて「分かったから…もう勘弁して」ってなるのですが、Green Dayは優しいのでいつも3回目でやめてくれるので、なんとか毎回泣かずに済んでいるのです。


ちなみに、最後のサビ繰り返し部分の歌詞は以下の通り…

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Because I’m thinking about a brand new hope
だって俺は新しい希望を考えてるんだ
The one I’ve never known
まだ見ぬ希望を
And where it goes
どこへ向かうかも知れない希望を…

And I’m thinking about the only road
俺は唯一の道を探しているんだ
The one I’ve never known
まだ見ぬ道を
And where it goes
どこへ向かっているのかも知れない道を…


And I’m thinking about a brand new hope
俺は新しい希望を探しているんだ
The one I’ve never known
まだ見ぬ希望を
Cause now I know
だってもう気づいたんだから
It’s all that I wanted
欲しかったのは“それ”なんだって

.


イイね、Green Day。

言い忘れるところでしたが、Green Dayはipodにも堂々と入れてますよ!

文章中の表現はあくまで演出です、悪しからず。

(10年前ならわからないですが…)


Green Day、ちょうど今年はサマソニにも出演します!

僕がサマソニに行けるなら、集中豪雨が来ようがSigur Rosを観ますが、「Green Day観ます!」って方は晩夏の夜に聴く“Macy’s Day Parade”に心打たれてください★


No Music,No Life!!!


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Green Day- Macy’s Day Parade

(この動画の3回目はキメにきてるのがバレバレ過ぎて「もうやめて!」とはならないです…でも、あえてコレ貼ります。泣きたい方はCDで!)