Posted on 04.17.13

今日は、いよいよ今回のパリブログのメインディッシュ。

ラ・メゾン・シャンゼリゼのスウィート・クチュールの写真をアップします!



スウィートの階へは専用のエレベーターがあります。

今回は4Fの部屋でした。

こういった案内表示のひとつにまでこだわりが感じられます。


部屋までは、これもスウィート専用のコンシェルジュが案内してくれます。

コンシェルジュもとても洗練された女性の方で、案内してくれてる間に少しお話ししたのですが、彼女のフェイバリット・ブランドがマルジェラで(当然なのかもしれないですが)、「ここで働けていることが凄く嬉しい」とおっしゃってました。彼女の仕事ぶりからもそれが伝わってきました。


V:oltaの目指してるところの最上級に位置するようなホテルです。


そして、いよいよ部屋に入るとまず細長い廊下があります。

壁にはモノクロの写真を使った壁紙が張られており、これがとても素晴らしかった!

下の写真は、部屋側から撮ったもの。奥の右手が入り口になっています。


もうこの時点で感動です。

部屋は写真では見てましたが、実際に見た方がより素晴らしい。


自分はディズニーとかに興味がある方ではないので、残念ながらディズニー・ランドにも行ったことは無いのですが、ディズニー・ホテルに泊まりたいという方の気持ちが分かりました。


ここは言うならファッション版のディズニー・ホテルです。


この部屋は、クチュール・コレクションの中の『スイート・サロン・ドレ』という部屋になります。

スイートは他にも種類があって、全部泊まってみたいのですが、スイートの値段は2人で680ユーロ~(時期によって違う)と高額ですので一気には無理ですね…


スイート・サロン・ドレは2部屋に分かれています。

入ってすぐの部屋には、2つのチェアとパソコンデスクがありました。

写真左が廊下、その隣の取手を開けるとクローゼットになっています。右側にiMac。

クローゼットにはまち針や簡単な裁縫セットが置いてあり、このへんもさすがマルジェラといった感じ。


廊下と同様に、部屋の中も“だまし絵”のような覆われてますが、こちらも圧巻!



そのタッチは繊細で凄く奥行きを感じます。

絵の中に吸い込まれていきそうです…




壁際にある黒いのはバゲージ・ラック。

ここにスーツ・ケースを置きます。


こちらがチェア。幾何学的でとてもエレガントです。



パソコンデスク



奥はベッドルームになっています。





本のセレクト、配置も素晴らしかったです。


ベッドルームの隣にバスルームがあります。


トイレも面白かった。

これがトイレなんです。

壁には本が敷き詰められてるのですが、これはフェイクでくっついてて読むことができません。


外出してから部屋に戻ると、ウェルカムシャンパンを用意してくれてました。



オーディオ・プレイヤーが置いてあったので、この部屋に合った音楽を探してかけました。

何が合うと感じるかは、その人の感性次第だとは思いますが、自分はこの部屋にはアウト・ローでありつつもコンフォータブルな音楽がいいと思いました。


例えば、The XXでも“Angels”

この曲に一番合うシチュエーションは、ディオールのオートクチュールかメゾン・シャンゼリゼに違いないと思いました。


あとはSparklehorseのアルバムをかけてました。

これも幻想的なポップさがあってマッチしました。


以上で部屋の紹介となります。

ラ・メゾン・シャンゼリゼは、レストランの画像があとちょっとあるのですが、長くなったので次回にします。


あと、そろそろパリ引きずり過ぎ感が出まくっているので、あと1,2回で終われるようににしようと思います。