Posted on 06.08.22

シカゴを拠点に活動するシンガーソングライター, Angel Olsenの新作『Big Time』

 

 

デビューから13年が経ち、35歳を迎えた今年、これまでのキャリアの金字塔とも言えるアルバムを完成させました。

 

僕は日本の音楽は近年のアーティストのものは比較的アンダーグラウンドな人くらいしかほとんど聴いてないのですが、日本ではもともとインディーズで人気があったアーティストが本格的に売れる為には今までとは方向性が変わったと思われるくらい音楽性をポップでわかりやすいものにする必要があるように思います。(自分が間違った解釈をしてしまってるだけかも知れないですが)

でも、そういうことをしてしまうと、初期から応援してくれているファンの中には離れていく人も少なくありません。

 

その点、欧米のアーティストは自身の音楽を洗練させていけば、コアなファンも魅了し続けながらも商業的な成功を得られる土壌が既に確立されています。

 

本作を聴いていると、Angel Olsenは一流のアーティストになったんだなと思わせられます。

素晴らしい楽曲のオンパレード。

アートワークも音楽にぴったりとマッチしています。