Border Vol.2
2015.10.27.
Posted on 10.27.15
インディペンデント・マガジンのBorder Vol.2が届きました!
今回は、本家Big Love Records様にて別のレコードと一緒に注文させていただきました。
関西では、スタンダード・ブックストア心斎橋店にて取り扱いがあるようなので、気になる方はぜひ行ってみてください。
表紙もいいですね、前衛的かつ退廃的。
今号は、仲 真史さんによるNY&ロサンゼルスのレコードストア・ガイドということで、非常に好奇心の唆られる特集が組まれています。
ダーティ・ダート戸田さんによるカセットテープの紹介も充実してて、お店用に買ったのですが、自分用にももう一冊買えば良かったと既に後悔しております。
ただ、ネット通販にて同じ雑誌を2冊も頼もうものなら「こいつどんだけ好きやねん」みたいに思われてもちょっと恥ずかしいので、もう一冊はマスクつけて帽子被って季節外れの黒いサングラスしてスタンダード・ブックストアへ買いに行こうと思います。
アンダーグラウンドな音楽シーンは展開が早いので、この雑誌が発売された今のタイミングでは、掘り続けてる人は更に先に進んでいるような状態ですが、それでもこれ一冊読めば音楽シーンの最先端がよくわかると思います。
最初のキッカケは、こういう雑誌とかで見て「なんかカッコ良さそう」とかでもいいと思うんです。
それでも聴き始めれば、いつの間にか新しい音楽を追い求め続ける人になっているか、それともまた以前のようにミスター・ハリウッドのロングTシャツとかを買うことに夢中になっているかです。
念のために言うておきますが、ミスター・ハリウッドを買うことが悪いと言ってるのでは決してございませんよ!
ここの商品はシルエットも綺麗で着心地も良いので、僕もかつては持っていました。
ま、今は全然買いませんどころか、あの背中のNハリ着てます感が抜群に出てしまうタグみたいなやつのせいで外で着たくはないですけども…
マルジェラの4ツ打ちステッチやもっと若く言えばヴィヴィアン・ウエストウッドのオーヴにしてもそうですが、若い頃はそのシンボルに憧れの気持ちと高い服買うからには気づいて欲しいという気持ちから、それらが付いていることがステイタスに思いますが、ブランドではなくアイテムとして本当に優れた商品を選んで買うようになるとその誇示してる感じが逆に付いてなかったらもっと良いのにと次第に変わっていきます。
今の僕の立ち位置は、リック・オウエンスとかダークシャドウとかに付いてる長いビロンとした布は邪魔なので躊躇なくハサミで切り落としますが、マルジェラのステッチに関しては生地によっては逆に小さい穴が4つできるという大惨事になる可能性があるので、邪魔じゃないし、まっいいか…と今も切れずにいます。
5年後には、それも躊躇なく切れるオッサンになっていたいです。
量よりも質を優先させれば、お金さえ出せばもっと素材にこだわってて着心地が良い服もたくさんあります。
話は逸れましたが、音楽の良いところは、聴くことに関しては庶民でもセレブでもほぼ平等に楽曲を楽しむ機会を確保できるという点です。
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。