Posted on 05.24.13

ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)で開催されている企画展『PUNK: Chaos to Couture』のファイン・ブックを入荷しました!


『PUNK: Chaos to Couture』展は、音楽のジャンルのひとつであり、薬物乱用や反体制の叫びで知られるパンクときらびやかなハイファッションという、思いもよらない融合の軌跡に迫るというもの。



タイトルの“Chaos to couture”が意味するのは、骨太で革新的なパンクではなく、ある虚無的なサブカルチャーがいかに終わりを迎え、ラグジュアリーなコレクションの舞台でいかにして復活を遂げたかという視点でパンクを解き明かしています。


同展の注釈には

「運命のいたずらか、パンクのDIY精神は“no future(未来のない)”な未来になってしまった」

「パンクの精神はクチュールのオーダーメイドの精神とは相容れないと考えられがちだが、どちらも創造性とオリジナリティという同じ衝動に定義される」

と書かれています。


そして、最後はこういったフレーズで締めくくられています。


「パンクロッカーは、アナーキーを求めていた。そんな彼らは最後に565ドル(約5万6000円)のTシャツを買うだろう」


ご興味のある方は、ご来店時にぜひ!


.