Posted on 05.16.13

忘れてましたが、フランスのASSOULINEというオシャレな本屋さんで買ってきた本です。


『THE LITTLE BLACK DRESS』


“The Little Black Dress”と題された「黒いドレス」は、ココ・シャネルによって生み出されました。


シャネルがこのコレクションを発表するまで『黒い服』といえば喪服しかありませんでした。


ココ・シャネルとは、素晴らしいデザイナーのひとりですが、CHANELと聞いて何をイメージするでしょうか?


あの有名な“ココ・マーク”でしょうか?


CHANELというブランドの魅力は、ココ・シャネルの人生そのものの結晶だと思います。

シャネル亡き後も、現デザイナーであるカール・ラガーフェルドのそんなシャネルの人生に敬意を表した素晴らしいデザインで、シャネルの歴史が守られています。

人並みの幸せを犠牲にして、ファッションに身を捧げた人生は、シャネルとカールともに似たところがあるように思います。


「黒い服」を普段着として、こうして着てられるのも、シャネルの挑戦があってこそです。


そして、この革新的なコレクションは、グッチやプラダ,さらには’90のミニマリズムの旗手ヘルムート・ラングなどの次の世代へ多大なる影響を与えました。


本書は、そんなシャネルの功績を中心に、シャネルのブラック・ドレス革命以降に発表されたバレンシアガやイヴ・サンローラン,コム・デ・ギャルソンなど各メゾンの代表作も掲載されています。


ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。