KUNSTKAMERA

2025.09.09.

Posted on 09.09.25

現在、ヤン・シュヴァンクマイエルの新作映画公開に合わせて東京のGalerie LIBRAIRIE6で『エヴァ&ヤン・シュヴァンクマイエル博物誌』展が開催されているのですが、展覧会が月火休みということもあって行きたいけど観られそうにないなと思ってたところ、LIBRAIRIE6さんが展覧会の開催を記念して写真集『KUNSTKAMERA』を刊行してくださると聞いたのでこれだけは絶対に手に入れておきたいと思って、オンラインショップの発売開始時間にネットにかじりついて無事購入することができました。

 

 

先日、同名映画の『KUNSTKAMERA』を観た時、「これの写真集を出してほしい」と内心思っていたのですが、LIBRAIRIE6さんが実現してくださいました。

(欲をいえば、大迫力の大型写真集で作品全部を網羅したものを出してほしいと思っていますので、もしヤン・シュヴァンクマイエル本人と話す機会があれば、ぜひ本人をその気にさせていただきたいです)

 

 

カバーワークもいいし、本当に素敵な写真集を作ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

表紙に書かれているシュヴァンクマイエルの言葉をここでも紹介させていただきます。

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想像力は人類に与えられた

最大の贈り物である。

人間を人間らしくしたのは想像力であり、

仕事ではない。

すべての権力を想像力に!

想像力、

想像力、

想像力。

 

ヤン・シュヴァンクマイエル

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とても力強い言葉です。

そして、それがひとつの本質だと思います。

 

自分が好きな作家さんや芸術家,音楽家なども、作る作品にその人の“生き方”や“考え方”が現れています。

そういった個性の多くは、わかりやすい大胆なものではなく、内面には圧倒的な知識と溢れんばかりの情熱があったとしても表面に出てくるのはそこからこぼれ落ちたごく僅かなエキスから成っているものです。

それらには共感できるものも(ブッ飛んでて)できないものもありますが、そういった類のものこそが人間らしさだと思います。

 

今の世の中にインターネットがなければ、人の個性というのはもっと多様性があったでしょう。

今は、インターネットやSNSから入ってくる情報の影響で選択しているのだろうな、と思ってしまうような外見や身に付けるものの選択をしている人がたくさんいる時代です。

(とか言いつつ、僕自身が選んでいるものも好むのは少数派ではありますが、結局インターネットの情報の影響によるものと言わればその通りだと思います)

それはそれで尊重されるべき選択肢だと思いますが、その中にひとりの人間らしさを感じるかというとなかなか強くは感じにくいです。

 

情報を収集するのは良いことだし僕も好きですが、それをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分のフィルターを通して自分の色をつけて吸収することで人間らしさや想像力の向上に繋がるのだと思います。

 

 

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写真集はお店に置いていますので、ご興味のある方はご来店時にぜひご覧くださいませ!

 

ちなみに、本書は現時点ではオンラインショップでもまだ売り切れていないので(888部限定)、絶対欲しいという方はすぐに公式オンラインショップをチェックしてみてください。

http://librairie6.shop-pro.jp/?pid=188206996