ミッドサマー

2020.02.26.

Posted on 02.26.20

観てきました!

今、最も注目を集めている映画監督はポン・ジュノですが、最もアツいのはこの映画の監督,アリ・アスター。

 

そのアリ・アスター監督の長編2作目となる新作

『ミッドサマー』

 

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【ストーリー】

5人の大学生たちが訪れたスウェーデンの奥地で、90年に一度の祝祭が始まる

白夜の太陽の下、花は咲き乱れ、人々は陽気に歌い踊る・・・しかし、全ては悪夢の始まりだった

明るいことが、こんなにおそろしい…

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アリ・アスター監督の映画は、長編デビュー作となった前作『ヘレディタリー/継承』も観ましたが、前作に続き今作でもホラー映画の常識を覆されました。

と言うか、僕はサスペンス映画は大好きですが、普段ただのホラー映画なら全く観ないです。

アリ・アスター監督の作品は、そういう方にもオススメです!

 

 

映画の舞台となる北欧スウェーデンの奥地の自然に囲まれた村(実際はハンガリー・ブダペスト郊外の山間部で撮影)は、こんな素敵な場所なら一度訪れてみたいと思うほどにユーフォリックに包まれています。

そんな素晴らしい場所で行われる90年に一度の夏至祭は、残酷なほど常規を逸しているものでした。

 

 

この映画には“北欧神話”,“ルーン文字”,“ヴァイキング”など、意味を知っていればこの映画の深みが増していくような伏線が多く存在します。

そういう演出は、力量のある映画監督ほど、上手にストーリーの節々に入れ込むことができます。

僕も観賞後は、ネットで映画マニアな方々の考察を色々と拝読させていただきましたが、本当に凄い人の考察は読んでてシビれます。

それらの難解な要素も組み込みつつ、実は“失恋リベンジ映画”なようにも思わせる作りになっているから本当に面白いです。

「元カレのことがマジでムカついて腹立たしいし本気でブサイク」という現在絶賛失恋中の方にもオススメできるかも知れません。

 

 

そして、僕は今マスク以上に、この映画のパンフレットが欲しいです。

 

ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください!