Pola X

2026.03.18.

Posted on 03.18.26

先日のお休みは、テアトル梅田でリバイバル上映されているレオス・カラックス監督の映画『Pola X』(ポーラX)を観てきました。

 

 

 

本作は、19世紀半ばのアメリカ小説、ハーマン・メルヴィルの「ピエール」(1852)の映画化で、タイトルの『ポーラX』は小説の仏題”Pierre ou les ambiguité” (ピエール、あるいは曖昧なるもの)の頭文字Polaに謎のXをつけたもの。

 

原作「ピエール」は「白鯨」の翌年にメルヴィルが熱狂のうちに書き上げ、その内容から「メルヴィル発狂す」とまで報じられた背徳的で虚無的な長編小説であり、カラックスは18歳の頃に読み「自分のために書かれたかのような奇妙な感覚」を抱いたらしいです。

 

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『ポーラX』は、家にDVDを所有しているのですが、まだ観てなくて、どうせ映画館でやってるなら今観に行こうと思って観たのですが、音響も映像も良かったし映画館で観れて良かったなと思いました。

内容的には上記の通り破滅的なストーリーですが、洗練され過ぎてるくらい洗練されてて、そうすることで逆に空虚さが浮かび上がってくるという、凄い作りの映画でした。

 

『ポンヌフの恋人』の次作がこれとは…

ご興味のある方は、ぜひ映画館へ足を運んでみてください!