センチメンタル・バリュー
2026.03.03.
Posted on 03.03.26
昨日のお休みは、デンマーク人の映画監督,ヨアキム・トリアーの新作『センチメンタル・バリュー』をみてきました。

僕がここから人生大逆転して大金持ちになったとして、無事香港で競走馬を持つことができた暁にはその馬名を“センチメンタルバリュー”(日本競馬界では文字数オーバー)と名付けたいくらい良い語呂です。
“sentimental value”の意味としては、「物質的な価値ではなく、思い出や愛着によりその人にとっては非常に価値がある、特別な思い入れのあるもの」のことを指すらしいです。
ということは僕の場合、お店や家にはセンチメンタルバリューな品々で溢れ返ってるということになります。
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あらすじ
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び夫や息子と穏やかに暮らす妹アグネス。ある日、幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが姿を現し、自身にとって15年ぶりの新作となる自伝的映画の主演をノーラに打診する。父に対し怒りと失望を抱えるノーラは断固として拒絶し、ほどなくしてアメリカの人気若手俳優レイチェルが主演に決定。やがて、映画の撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知ったノーラの心に、再び抑えきれない感情が沸きおこる。

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親子や家族をテーマにその葛藤を丁寧に描いた作品で良い映画でした。
トリアー監督は、前作『わたしは最悪。』でパルム・ドールにもノミネートされていましたが、本作はアカデミー賞にも8部門でノミネートされているということで、こういったヨーロッパ的な静かな映画がエンターテイメントの頂,アカデミー賞でも注目されているのは時代の変化を感じるし良いことだなと思います。
個人的には、感覚が凄く合う映画ではなかったですが、孫のプレゼントにハネケの『ピアニスト』やギャスパー・ノエの『アレックス』などを渡してたシーンが監督渾身のギャグでちょっぴり面白かったです。
僕がトリアーなら、アレクセイ・ゲルマンの『神々のたそがれ』やペドロ・コスタの『ヴァンダの部屋』とかを選択するかもです。それだとアカデミー向けではなくなるのかも知れませんが。
ここのシーンを大喜利のお題にするようなカルチャーお笑い番組をYouTubeとかでもいいから誰か作ってほしいです。
ということでご興味のある方は、ぜひ映画館に足を運んでみてください!









