Jeff Parker – Suite for Max Brown
2020.01.28.
Posted on 01.28.20
TortoiseやChicago Underground Quartetのギタリストとしても活躍するJeff Parkerによる新作『Suite for Max Brown』
前作のタイトル『The New Breed』は、アルバム制作中に亡くなった父アーニー氏が営んでいた服飾店の名前が使われていましたが、今作のタイトル『Suite For Max Brown』の“Max Brown”は母の名前(マクシーン・ブラウン)から取られているらしいです。
ジャケットに使われているのも、19歳の頃の母の写真で、ジェフ・パーカーは今作について「母が存命中のいま、彼女に何かを捧げるいい機会だと思った」とのコメントを残しています。
つまりタイトルにある“Suite”とは今作の楽曲のことを表しているんだと思います。
なんて親孝行なんでしょう…
そして非常にシャレてます。
僕も見習ってヘアスタイルのタイトルに母の名前をつけることを一瞬頭で考えましたが、みんなに血迷ったのかと思われそうなのでやめておきます。
そして粋なのはタイトルだけでなく、今作も非常に素晴らしいジャズを聴かせてくれます。
僕はTortoiseとかも若かりし頃ハマったのですが、今の年齢になるとジェフ・パーカーのソロの方が聴きたい気分になる時が多いなと感じる今日この頃です。